借金の相続について大事なポイント!弁護士などに相談して分かったこと!

親が借金を残したら、相続しないといけないのか知りたい人は多いでしょう。順調な人生を歩んでいても、急に借金を背負うことになったら困るからです。特に自分が作った借金でない場合は、背負いたくないと思うのが人情です。

私も借金を相続したくないと考えていました。ここではそんな私が借金の相続について相談したときに、学んだ体験談からポイントを紹介していきます。

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相続放棄をすれば借金は相続する必要がない

借金を相続するのではないかと恐れている人は、相続放棄という方法を知っておくことが大事です。相続放棄をすれば、借金を相続する必要はありません。相続放棄は言葉の通りで、相続を放棄できる権利です。相続することは義務ではありませんので、放棄することができるのです。

しかし、この放棄をする権利を知らないと、放棄できなくなります。相続放棄は相続できる権利があると知ってから、期間内に放棄する手続きをする必要があります。この期間を過ぎてしまうと、相続すると見なされるのです。

そうなってしまうと、借金を含めた全ての遺産を相続することになります。そうならないためには、相続放棄を確実に行うことが大事になります。また、この相続放棄は裁判所に対する正式な手続きを取ることになるのです。

その手続きをする自信がないという人は、あらかじめ学ぶことが大切でしょう。私は借金の相続について相談したときに、この相続放棄について知りました。私のように相続に関する知識が薄い人は、相続放棄ができることすら知らない可能性は高いです。

私も相談していなければ、知らないまま借金を相続していたかもしれません。そう考えると、この知識があるだけでも、有益なポイントになるでしょう。

借金と遺産を比べることが大事

借金の相続をしたくない人は安易に相続放棄をすることが多いです。しかし、相続放棄を一度してしまうと、相続したくなっても難しいでしょう。相続の継承順位が変わるので、自分の番が回ってくるまで待つことになるからです。

そんなことにならないように、あらかじめ遺産と借金を比べることが大事です。遺産の方が借金よりも多ければ、遺産を相続した方がお得でしょう。借金があるからと嫌がるのではなく、遺産と相殺したときにどちらが多く残るかを計算することが大事です。

私はこのようなことを知らなかったので、相談していなければ計算をする前に遺産放棄をしていたでしょう。相殺して遺産が利益をもたらすなら、借金ごと相続した方がいいとは考えなかったからです。借金があるだけで、遺産を受け継ぐのは嫌だと考えていたのです。

この考え方は借金を嫌う人に多い考え方ですので、借金が嫌いだという人は気を付けた方がいいでしょう。冷静になって考えてみれば分かりますが、利益が残るのであれば遺産を受け継ぐ方がいいのです。

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相続放棄をすれば借金だけでなく遺産も相続できない

勘違いしている人は多いですが、相続は全ての財産を受け継ぐものです。財産だけを相続して、借金は相続しないということはできません。それができるのであれば、借金を相続しない人ばかりになります。このようなことがあるので、相続放棄をするときは遺産の内容を調べておく必要があります。

預貯金は分かりやすいですが、不動産の価値などは分かりにくい場合もあるでしょう。そのため不動産や有価証券などは、時価総額に換算しておくことが大切です。全ての財産を現金化してみると、どの程度財産があるのかが分かります。

特に現金化しづらい物に関しては、最低限の価値に見積もっておきます。確実に現金化できる価値を見積もっておくと、誤差が少なくてすみます。全ての財産をそのように計算してみて、借金と比べてみます。それで借金よりも多ければ、相続する価値があると言うことになるのです。

相談したときに言われたのは、このような計算をできるだけ正確に行うべきだというアドバイスでした。正確さ次第では、損をすることがなくなります。

借金を相続しないための相続放棄の方法

相続放棄の方法としては、相続放棄の申述書を含めた必要書類を裁判所に提出します。これは簡単に見えて、時間と手間がかかる作業です。必要な書類の中には、戸籍謄本などの取得に時間がかかるものもあります。特に本人の戸籍謄本だけではなく、被相続人の戸籍謄本も必要になります。

戸籍が変わっていない場合は難しくないかもしれません。ただ、そのような人はまれで、変わっていることが多いでしょう。戸籍の住所を被相続人と共有している場合はいいですが、ほとんどの人は苦労して探すことになります。

そう考えると、相続放棄の手続きは時間がかかることが多いのです。さらに裁判所に提出する書類ですから、不備があると受理されない可能性もあるでしょう。わたしはそのようなことは考慮して、専門家に依頼する方が確実だと考えています。

相談に行ったときも心配があれば、専門家に任せた方がいいという助言をもらいました。私には簡単にできないことだったので、必要になったら専門家に依頼するつもりです。

遺産を相続するときには借金について調べるといい

遺産を相続するときに、何のチェックもせずに相続する人もいるでしょう。しかし、財産を受け継げると思って相続してみたら、借金の方が多かったということがあるのです。このようなことは、特に借金をしていないと信じられている故人から、相続するときによく起きます。

借金などないと思われているので、調べることもせずに相続してしまうのです。例えば、被相続人が不動産を持っていたとします。しかし、相続したあとに、その不動産にローンが組まれていると分かったときなどがそのケースにあたります。

そうなると、毎月ローンを支払わなければ、不動産を手放すことになるのです。そう考えると、借金の状況を相続前に把握することが大事です。私はそのようなアドバイスを受けなければ、借金を調べることもしなかったでしょう。

借金があっても相続した後には相続放棄はできない

借金を相続してしまうと、その後に相続放棄という方法が取れなくなります。そのため、相続するかどうかを慎重に検討する必要があるのです。相続しないのであれば、借金を相続するリスクをゼロにできますが、財産を受け継ぐことができません。

一方で、相続してしまうと借金があった場合に借金を受け継ぐリスクがあるのです。どちらを選択するかは本人次第ですが、事前の調査を専門家に依頼すれば借金を受け継ぐリスクはかなり減らすことができます。専門家であれば、借金を見逃すことはほとんどないです。

それであれば、借金だけを抱えるリスクが少なくなるでしょう。