配偶者が借金をしたらすぐに相談するべき相手とは

自分であれ、配偶者であれ、親や子供、恋人などが借金を頼んできたとき、いくら貸してほしいのか聞くのと同時に心にショックを受けますよね。私は夫に毎月のようにお金を貸してほしいと言われていました。この時旦那は私に内緒で合計350万円の借金をしていたことを告白され、ショックで離婚を考えました。

配偶者が内緒で借金をした場合、最悪の結果にならないようにするためにはどうすればいいのか経験から話したいと思います。

毎月お願いしてきた

夫はある日、私にお金を貸してほしいと頼んできました。いくら貸してほしいのか聞くと1万円ほどだったのであまり理由も聞かずに手渡しました。しかしそれがいけなかったようで翌月もお金を貸してほしいと頼んできたのです。

どうしたのか聞くと、パチスロで負けてしまって消費者金融から借りてきたけど、返すあてがないから貸してほしいとのことでした。貸してほしい金額は1万円とやはり少なく、今回までならとまた貸すことにしたのです。これが借金生活の始まりでした。

パチスロのために嘘をつくようになった

ところが、その翌月にもお金を貸してほしいと頼んできました。ここで私もこのまま貸してしまうのはいけないと思い、もう貸すことはできないし、そもそも今まで貸したお金を返してもらっていないことを告げると翌日全額を返してきたのです。

どこからこのお金が出てきたのか不思議に思い、いったいどこにお金があったのか聞いてみると、実は仕事で使ったお金が会社から戻ってきてたから、返済したと言うのです。これは、私がお金を返してほしいと言わなければ、このことを言わずにごまかそうとしていたということです。

夫は私にお金を返したらパチスロができなくなってしまうと思い嘘をつくようになっていました。

増加する借金

その後も、パチスロをするために消費者金融からお金を借りる行為は当たり前のように続きました。ただ、これが駄目というわけではなく私の考えとしてはお小遣いの範囲だったらギャンブルをやってもいいと思っていたし、毎日仕事をしているのだから、休みの日くらいは好きなことしたいだろうと思いギャンブルに反対はしていませんでした。

それに、毎月ちょっとずつですが、お金を返してくれるところもギャンブルを認めてしまう要因になっていたと思います。そんな私の甘さや夫のギャンブルを楽しむ行為がエスカレートしていき、毎月の返済が4万や5万という額が平均になっていきました。

まだまだ終わらない借金

そんな生活が8年くらい続いていたある日、いつものように夫がお金を貸してほしいというので、今月はいくらか聞くと8万円と言われました。あまりの金額の大きさにびっくりして、声も出ませんでした。そんなに貸せないと言うと、どうしてもなんとかならないか再度聞いてくるのです。

お金としては8万円以上我が家にはありましたが、それは生活費でもありますから返済に充ててしまうと、食べることもできなくなりますし、光熱費や水道代なども払えなくなってしまいます。こうなると夫だけの借金問題ではなくなり、一緒に暮らしている私の生活にも影響が出てきます。

でも返済もしなくてはならず、私の貯金から捻出することにしました。そして夫は2度とギャンブルをしないと約束しました。

8万円の借金で

これで改心してくれたと思い安心して生活していましたが、結局3か月後にはギャンブルをしてまた借金をしてしまいました。私から借りていく金額も一番多い時で12万円ということもありました。この時に、夫には次借金したら離婚することを告げました。

その後ようやく私からお金を借りることはなくなりました。この状態が4か月続いていますが、またいつお金を貸してくれと言われるかと思うと不安しかありません。この私の体験から、配偶者に黙って借金をしているなら、早く伝えることをおすすめします。

言い出しにくいことですし、プライドがあってなかなか正直に話すのが難しいと思います。しかし、ずっと黙っていても何も解決できません。何よりじぶんの大事な人を深く傷つけるだけで何もメリットはありません。

借金を減らすために

まず、伝えるために自分が総額でいくら借金しているのか整理してください。だいたいこのくらいという金額を伝えても、ごまかしていると思われるだけです。1円単位まできっちりと伝えてください。この時、複数社から借りているようであれば、そのことも伝えるようにしてください。

A社からは100万円、B社からは50万円、友達からは30万円など紙に書いてわかりやすくまとめてください。次にどこに毎月いくら返済しているのかも話してください。自分の借金額を開示して、なおかつ完済したいという意思を見せることが、配偶者に返済の協力をしてもらうための最低条件です。


反省していることを伝える

ここまで冷静に借金額について話したら、今まで借金をしていたことの理由や、これからどうやって返済していくのかを話し合ってください。きっと配偶者は冷静を装っていたとしても心は落ち着かなかったり、暴言を言ったり、けんか腰になるかもしれません。

それでも相手の言葉や態度は全て受け止めるようにしてください。例え自分が悪くない部分があったとしても反論すると反省していないと思われ、状況は悪化します。借金をしているのは紛れもなく事実ですし、このことを解決するために批判は覚悟しておいてください。

話し合いはお互い妥協しないこと

私が夫と話し合ったときは1日では終わらず、1か月話し合いました。話し合いの途中あまりにも悲しい思いをしたり、怒ってしまって話すこと自体が嫌になりしゃべらない期間が1週間くらいありましたが、それも自分の素直な気持ちなのでそのまま態度に出していました。

結局我が家では、2度と借金をしないこと、ギャンブルをしないことを条件に、私は専業主婦でしたが働くことになりました。働くこと自体は嫌いではありませんし、誰かのために役に立っている実感もありいいのですが、夫の借金のために働いていると思うとやる気をなくして心が折れそうになります。

夫の借金という経験から学んだこと

せっかくご縁があって結婚したのですから、借金したとしても正直に話してほしいです。借金が多額になってしまって自分ではどうにもならなくなってから相談されても、相手だって困ります。一番いいのは借金をしないことですが、どうしてもお金が必要ならば、まず最初に妻や夫に相談してみるのが適切だと思います。

お金の話は夫婦でも言いだしにくいことがありますが、何にいくら必要なのか、またその理由を話してお互いのお金への理解度を知っておくと円満な解決もできるのではないかと思います。

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